この日のグループ活動はソーシャルスキルトレーニング(SST)を目的とした『バスに乗って蕎麦を食べに行こう!』でした。
朝の天気予報では、新潟市も大雨警報が出ていたのですが、出発の頃には晴れて、雨に濡れることなく出かけることが出来ました。
横断歩道を手を挙げて渡り、北田中のバス停で20分ほど待ってバスに乗車。
少し緊張した様子で整理券を取り、降りるまでしっかり握りしめていた子どもたちでした。
バスの中では、周りをキョロキョロ見まわしたり、降車ボタンを触ったり、右折マークが点滅するのを見ては「こっち曲がるんだね」と確認し合ったりと、嬉しそうな姿が見られました。
バス料金は、財布から小銭を出して料金箱に入れるまで少し時間がかかりましたが、運転手さんが優しく見守ってくださり、落ち着いて支払うことが出来ていました。
白根桜町のバス停で降りて、目的の蕎麦屋さんまで並んで歩いて行きました。
蕎麦屋さんはご親切にも貸し切りにしてくださったので、初めてのお蕎麦屋さんでもリラックス出来ました。
メニュー表を見て、それぞれ注文を決めた子どもたち。
お店の人に食べたいものをちゃんと伝えることが出来ました。
運ばれて来たお蕎麦に目が光る子どもたち。
全員分が揃ったところで、手を合わせて「いただきます!」
待ちきれないといった感じで、さっそくお蕎麦を口に運びました。
「おいしい!」
「今まで食べたお蕎麦で一番おいしい!」
「おかわりしたい」
と子どもたち。
蕎麦屋さんのさらなるご親切によって、無料でおかわりを用意してもらい、おかげでお腹いっぱいお蕎麦を満喫できました。
支払いももちろん子どもたち自身が行いました。
お財布から千円札を出してお店の方に手渡し、お釣りをもらって財布に大事に入れました。
これでこの日のミッションすべて完了です。
この日は公共バスに乗り、街を散策し、蕎麦屋さんでランチをして、子どもたちにとってはワクワク体験の一日となりました。